ダイハツ・エッセ:エンジンがかからない(バッテリー上がり&オルターネーター故障) /車検・整備の実績詳細

2021年08月03日

ダイハツ・エッセ:エンジンがかからない(バッテリー上がり&オルターネーター故障)

整備・故障修理

整備日:2021年08月03日

車名:ダイハツ エッセ

費用総額¥40,000

本日は滋賀県東近江市のお客様よりエンジンが動かないと修理のご依頼をいただきました。
車種はダイハツのエッセ(20年式)、走行距離9万KMほどです。


エンジンをかけようとキーを回しますが、ウンともスンともエンジンが動かないそうで、お客様の加入されている任意保険からレッカーサービスを使いご入庫頂く運びとなりました。


入庫後、通常通りエンジンを掛けようとしてみますがお客様の言われる通りウンともスンとも言いません。という事で点検の始まりです。


先ずはバッテリーの単体の簡易点検から。
バッテリーテスターを使ってバッテリーの点検をします。
9V・・・本来は12V前後なので完全にバッテリー上がりを起こしています。しばらくバッテリーを充電したのち再スタート。今度は無事エンジンを始動する事ができました。


バッテリーを交換、もしくは充電して終わりと、ここで思いそうなところですが、整備工場の点検は続きます。事の原因をつかまないとすぐにエンジンが掛からなくなるかもしれません。


エンジンが掛かる様になれば次は発電量の点検です。
先ずは一般の方でもテスターがあれば出来る電圧で点検、通常は13.5~14.7Vの間で充電を繰り返しますが、こちらの車両は12Vちょっと、12Vのバッテリーに充電をかけようとすると先程の13.5V~以上でないと充電できません。逆に14.7V以上も故障の可能性があり電装品の故障に繋がる場合があります。あまりないですが。


この時点でオルタネーターの故障が濃厚となるのですが、電流も専用テスターを用いて点検。
自動車に付いている電装品を全てつけ電気負荷を最大にしたのち回転数を約2000RPMにあげて測定。
こちらは車種の大きさ等で変わってくるのですが、今回の軽サイズでしたら通常30A以上が正常なのに対して15Aちょっと。これでは電気の消費ばかりでバッテリーが上がってしまいます。


オルタネーターの故障が原因と確定しました。
オルターネーターの故障により、発電不足となり、バッテリー上がりにつながったようです。


故障と分かればすぐに部品を手配いたします。最近は部品の供給体制もよく、平日でしたら翌日には部品が届くので早ければ2日~でお車をお返しする事ができます。


部品が届けばサクサクと交換をして最後にもう一度,
電圧(V)
電流(A)
暗電流(常時消費される電力)


を測定して問題が無い事を確認して完成です。


オルタネーターの取替とあわせて、劣化していたファンベルトとクーラーベルトも交換させていただきました。


本日の作業は以上となります。


車両情報

メーカー名称
ダイハツ
車種名
エッセ
車検証型式
初年度
-
車両走行距離
90,000km
車検満了日
-

費用明細

作業・部品名称
区分
単価
数量
金額(税込)
一般整備
主作業
オルタネーター取替
作業
¥7,700
15.0
¥11,550
オルタネーター
部品
¥25,502
1.0
¥25,502
ファンベルト
部品
¥1,925
1.0
¥1,925
クーラーベルト
部品
¥1,023
1.0
¥1,023
工賃 合計
¥11,550
部品代 合計
¥28,450
諸費用 合計
¥0
費用合計
¥40,000

※車の年式やグレード、パーツ、故障の状況などにより金額は変動いたします。

各種整備の料金詳細

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